外壁の塗装・リフォーム工事は建物の防水性を確保して寿命を延ばすために必要!
- 投稿日:2020年 4月10日
- テーマ:お役立ち情報
外壁の塗装・リフォーム工事は、建物の防水性を確保するために定期的に行う必要があります。
建物は、修繕を行わなければ寿命が短くなってしまいます。
外壁の塗装は見た目だけではなく、防水という重要な機能も担っています。
本記事では、外壁塗装が必要な理由や工事を行う際に注意すべき点について徹底解説いたします。
外壁塗装が必要な理由とは?
「外壁の塗装なんて必要ない」、「見た目が悪くても、住めれば良い」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、「見た目」だけの問題であれば、そういう考え方も成り立ちます。
しかし、塗装は見た目を良くするだけではなく、建物の「防水性」を確保するという点において非常に重要な役割を果たします。
塗装が剥がれてきているにもかかわらず放置していると、雨漏りが起こる可能性があります。
外壁塗装の第一の目的は、「防水」にあるということを認識してください。
見た目の美しさも大切ですが、「居住する」という点を考えると、防水が最大の目的になります。
塗装が剥がれた部分から雨水が染み込むと、建築物内部の材料がダメになってしまいます。
家は「建築したら、それで終わり」ではありません。
一定周期で修繕をし続ける必要があります。
外壁塗装の場合、おおよそ10年に1度のペースで修繕工事が必要といわれています。
外壁の防水性が低下すると様々な問題が生じる
塗装をした直後の外壁はしっかりとした防水効果が期待できます。
しかし、時間の経過とともに、塗装が劣化し、つやが無くなります。
その後、次第に防水性が減少していき、水をはじかなくなっていきます。
外壁に水が付着したり、ジメジメと湿気を帯びるようになると、壁自体にゆがみが生じます。
そして、ゆがみが一定の大きさを超えると、ひびの発生が見られるようになります。
最初は小さいひび割れだったものが、次第に大きな亀裂となり、そこから水が浸入してくるようになります。
亀裂が小さければ、浸入する水も少ない量で済みます。
ただし、注意しなければならないのは、亀裂がない場所からも水が染み込んでいくという点です。
塗装が劣化すると、防水効果を発揮していた塗膜が薄くなり、そこから水が染み込むようになってしまいます。
つまり、ひび割れがないからといって安心できません。
ひび割れが発生しているにもかかわらず放置していると、悪化の一途を辿ります。なるべく早く修繕工事を行いましょう。大体、塗装から10年以内には外壁のリフォーム工事が必要な状態になってしまうと頭に入れておきましょう。
塗装を含めた外壁リフォーム工事を行うことで建物の寿命を延ばせる
外壁塗装の修繕工事が必要な状態なのに放置しておくと、建物全体にダメージが及びます。被害を最小限に食い止めるためにも、必要な修繕工事は行いましょう。
大きな亀裂が生じたり、塗装が完全に剥げてしまったりしている状態で長い時間が経過すると、
建物内部の防水材や防水シートにまで雨水が到達してしまいます。
なお、この状態になっても、防水材や防水シートが雨水の侵入を防ぐので、しばらくは建物としての機能が維持できます。
しかし、更に年月が過ぎると、ついに防水材や防水シートでも雨水を防ぎきれなくなり、
内部にある木材やコンクリート、鉄骨などが劣化してしまいます。
そうなると、外壁以外を含む大掛かりなリフォーム工事が必要になります。
そして、建物の基礎や土台部分まで影響が及ぶと、もはや住むことができなくなる可能性があります。
そうなる前に、早目に塗装を含めた外壁のリフォーム工事を行って、建物全体の寿命を延ばしましょう。
外壁のリフォーム工事を行う際に注意すべきポイント
さて、いざ外壁のリフォーム工事を行おうと考えても、
「どうしたら良いか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
やはり、実績のある業者に頼むことが大切です。
あまり技術力がない業者に依頼してしまうと、すぐに塗装がダメになってしまう可能性があります。
また、自分自身で外壁塗装についての基礎知識を身に付けておくことも大切です。
一定の知識がない場合、業者の提案が正しいかどうか判断できません。
塗料の種類によっても耐用年数が異なってくるので、その選択も無視できません。
アクリル系塗料は4~7年、ウレタン系塗料は6~10年、
シリコン系塗料は8~15年、フッ素系塗料は15~20年が耐用年数といわれていますが、
建物の立地条件(日照時間、気候、気温など)によっても異なるので一概にはいえません。
耐久性の高い塗料になるほど、価格は高くなります。
「外壁塗装はおおよそ10年が目安」というのは間違っていないのですが、
個々の状況で異なるため、最終的には目視して塗装の剥がれ具合や亀裂、ひびを見て、
修繕工事の必要性を判断しなければなりません。
そのため、現場を業者に1度みてもらってから見積りを出してもらうことが大切です。
重要なのは、分からない点があったら質問することです。
質問に対して、合理的で分かりやすい回答をしてくれる業者を選択すると良いでしょう。
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弊社でも無料で外壁と屋根の診断や、雨漏れの点検など行っておりますので
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