【ジョリパット】おしゃれな外壁を綺麗に保つ方法
- 投稿日:2022年 6月19日
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ジョリパットとは
塗料に砂などを混ぜ込んだ素材です。
漆喰のようにコテで塗るため仕上が美しいデザインを楽しめ、
耐久性も高く、ひび割れが少ないことが特徴な反面
汚れやコケがつきやすいことが上げられます。
しかし、メンテナンスすることで50年60年とお住みいただけますので
しっかりと理解していきましょう!
[専用塗料]
まず知っていただきたいのが【ジョリパットの専用塗料】の存在です。
中には「知っているよ!」という方もいらっしゃるとは思いますが、
実は業者でも意外と知らない人も多く、
普通の塗料を塗られてしまいジョリパットの良さを消されてしますケースも多く耳にしますので
業者の言葉を鵜呑みにせず確認しましょう!!
【ジョリパット専用塗料の特徴】
それでは、ジョリパット専用塗料の特徴を見ていきましょう!
1,呼吸
ジョリパットの壁は呼吸をしています。
空気中の余分な湿気を吸ったり吐いたり、臭いや菌なども吸ってくれる消臭や抗菌効果もあります。
しかし、普通の塗料を使ってしまうと表面がコーティングされてしまい、
せっかくのジョリパットの良さを消してしまうことになります。
そのため、ジョリパット専用塗料を使うことで呼吸を保つ効果があります。
2,美観を保つ。
もう一つは美観の違いです。
普通の壁の塗料は塗ることによって光沢ができ、新しく清潔感を感じさせる仕上がりになります。
しかし、ジョリパット専用塗料はマッドな質感で温かみを残した仕上がりにすることが出来ます。
このように塗料によってジョリパットの特徴を残すことが出来ますので、
メリット・デメリットを理解した上で塗料を決めるようにしましょう!
【メンテナンスのタイミング】
ここで一つ注意点があります。
ジョリパットはメンテナンス時期を間違えてしまうとひび割れをしてしまうことがあります。
ひび割れをしてしまったらもう完璧に修繕することはできず、ひび割れを埋めることしかできません。
そうなれば、せっかくのおしゃれなジョリパットも台無しになる恐れがあります!
そのためジョリパットは、適切な時期のメンテナンスが必要不可欠です!
メンテナンスの時期ですが、基本的には5年~8年で1回目のメンテナンスが一般的です。
遅くても10年以内を目安にするといいでしょう!
なぜなら、築5年を過ぎてくるとカビコケの繁殖や汚れの付着、細いひび割れなど、劣化の初期症状が始まるからです。
では、ジョリパットの劣化症状のチェック項目を3段階で説明していきます。
1段階目
日光が当たる場所に水をかけて水がジョリパットに染みた場合!
これは紫外線で塗料の撥水加工が剥がれてしまったことが原因で起こります。
そのため、ジョリパットに水が染み込むようになったときが塗り替えをするタイミングだと思ってた頂いた方が良いと思います。
2段階目
ジョリパットの表面にカビやコケが生える。
ジョリパットに水を含み続けるとカビやコケが繁殖しやすい環境になってしまいます。
このようになってしまっても。バイオ高圧洗浄で洗い流してから塗り替えを行えば問題ありません。
しかし、3段階に発展してしまったら・・・大変なことになってしまうので塗り替えを検討しましょう!
3段階目
ひび割れが発生・・・
ジョリパットの撥水加工がなくなり水を含むことでジョリパットは僅かに膨張し、晴れの日に縮んで元に戻ります
その繰り返しで起こってしまうことでひび割れが発生してしまいます。
ここまで来てしまった場合は早めに業者に相談することをおススメします。
起きてしまったひび割れは補修跡が残ってしまいます・・・
しかし、
最小限のひび割れに抑えることを考えましょう!
このようにしっかりメンテナンスをして頂けるとジョリパットは何十年も住める素晴らしい外壁材です。
性能もデザイン性も高く、温かみがあるため、あなたのライフワークを豊かにしてくれます。