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外壁塗装で家の寿命を延ばす!塗料の種類とメリット・デメリット



外壁塗料の選び方とは?


外壁塗料の選び方 (1).pngのサムネイル画像

「どの塗料を選べばいいの?」

「高価な塗料を選べば長持ちするの?」

外壁塗装の塗料選びは、大切なお家の寿命を延ばすために非常に重要な決断です。

しかし、塗料の種類は多種多様です。

どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

本日は、外壁塗装の塗料選びで失敗しないためのポイントを解説します。



目次
  1. 1:はじめに
  2. 2:塗料の種類と特徴
  3. 3:よくある失敗例
  4. 4:塗料選びのポイント
  5. 5:さいごに



1:はじめに


なぜ外壁塗装が必要なのでしょうか?

外壁塗装は、単に建物を美しく見せるためだけのものではありません。

以下のような、大切な役割があるのです。

・建物の保護
外壁は、雨風や紫外線から建物を守る役割を担っています。
塗料で外壁をコーティングすることで、これらの外的要因から建物を保護します。

・耐久性を高める
塗料は、外壁のひび割れや剥がれを防ぎ、建物の耐久性を高めます。

・断熱効果
一部の塗料には、断熱効果を持つものがあり、冷暖房費の節約が期待できます。

・防汚効果
防汚性能の高い塗料を選ぶと、外壁の汚れを付きにくくし、美観を長く保てます。

上記のような役割から、外壁塗装は建物の寿命を左右する大切なメンテナンスなのです。

そして塗装に使われる塗料には様々な種類があり、

それぞれにメリットデメリットが存在します。

次から外壁塗装に使われる主な塗料の種類とその特徴を解説していきます!

外壁塗料を選ぶ際の参考にしてください。



2:塗料の種類とその特徴


アクリル塗料


アクリル塗料は最も一般的な塗料で、価格が安価なのが大きな特徴です。

水性塗料であり、環境への負荷が比較的少ないこともポイント。

メリット
・価格が安いため、手軽に外壁塗装を行いたい方にオススメです。
・水性塗料なので、臭いが少なく、施工中の環境への影響が少なく済みます。

デメリット
・耐久性は低く、5年程度で塗り替えが必要になることが多いです。
・色あせしやすく、経年劣化のダメージが目立ちやすい。
・防汚性が低いため、汚れが付きやすく、美観を損ねやすいです。

こんな方にオススメ!
・短期間で塗り替えを検討している方
・予算を抑えたい方

ウレタン塗料


ウレタン塗料はアクリル塗料よりも耐久性はあり、弾性(※1)があるため、ひび割れを防ぎやすい塗料です。

また光沢があり、美しい仕上がりになります。

※1...弾性とは、外から力を加えられ変形しても、元の形に戻ろうとする性質のこと。バネが伸び縮みする様子をイメージすると分かりやすいです。

メリット
・アクリル塗料と比較すると耐久性があり、長持ちする傾向にあります。
・光沢があり、高級感を演出します。
・価格も比較的安価。

デメリット
・シリコン塗料やフッ素塗料に比べると、耐久性や防汚性が劣ります。
・紫外線に弱い側面があり、色あせしやすい場合があります。

こんな方にオススメ!
・中程度の耐久性と価格を求める方
・アクリル塗料よりも長持ちさせたい方

シリコン塗料


シリコン塗料は耐久性、防汚性、撥水性に優れ、外壁塗装で今最も人気のある塗料の一つです。

弾性があり、ひび割れにも強く、建物を保護してくれる塗料です。

メリット
・耐久性が高く、10年以上の寿命が期待できます。
・防汚性に優れているので、汚れが付きにくく、美観を長く保てます。
・撥水性も高いため、雨水をはじき、外壁を保護します。

デメリット
・アクリル塗料やウレタン塗料と比較すると高価です。

こんな方にオススメ!
・長期的な視点で建物を維持したい方
・美観を長く保ちたい方

フッ素塗料


フッ素塗料は現在生産されている塗料の中でも、最高レベルの耐久性、防汚性、撥水性を誇る塗料です。

フッ素樹脂の特性により、汚れが付きにくく、雨水で洗い流されやすいセルフクリーニング効果を持っています。

メリット
・耐久性が非常に高く、15年以上もつ場合があります。
・防汚性、撥水性も非常に高いので、美観を長く保てます。
・紫外線にも強く、色あせしにくいのも特徴です。

デメリット
・価格が非常に高価です。
・施工できる業者が限られている場合があります。

こんな方にオススメ!
・一度の塗装で長期間安心して使いたい方
・最高品質をお求めの方

無機塗料


無機塗料は自然素材を主成分とした塗料で、環境に優しく、耐久性にも優れています。

無機質の塗料のため、耐候性も高いです。

メリット
・環境に優しく、影響が少ないです。
・耐久性が高く、長寿命です。
・高級感がある仕上がりになります。

デメリット
・価格が非常に高価です。
・施工できる業者が限られます。
・ひび割れが発生しやすい側面があります。

こんな方にオススメ!
・高級感のある仕上がりを求める方
・環境にも配慮したい方



3:よくある失敗例


上記のように多種多様な塗料がある中で、

選び方を間違ってしまうとせっかくの塗装が失敗してしまう可能性があります。

失敗に終わらないよう、事前に知っておくが大切です。

ここではよくある失敗例を紹介します。

・価格だけで選ぶ
 ◦安い塗料を選んだ結果、耐久性が低く、すぐに塗り替えが必要になるケースがあります。
 ◦長期的な視点で見ると、高耐久な塗料の方が、コストパフォーマンスが良い場合があります。

・耐久性ばかり重視する
 ◦高耐久の塗料を選んでも、建物の状態や環境によっては、その性能を発揮できない場合があります。
 ◦建物の状況やライフスタイルに合わせた塗料を選ぶことが大切です。

・DIYで塗装をする
 ◦塗装は専門の知識や技術が必要な作業です。
 ◦下地処理が不十分だったり、塗料の選び方を間違えると、思わぬ結果に繋がる可能性があります。

・色選びの失敗
 ◦実物とイメージが違ったり、周囲の建物との調和が取れない場合があります。
 ◦色見本を取り寄せたり、シミュレーションを行ったりして、慎重に色を選びましょう。


4:塗料選びのポイント


上記のような失敗を防ぐためには、これらのポイントも考慮しましょう!

・予算
塗料の種類によって価格は大きく異なります。
予めある程度の予算を決めておくと、塗料の選択肢を絞れます。

・耐久性
建物の寿命を考慮し、ご自身のライフバランスに合わせた耐久年数の塗料を選びましょう。
高価な塗料はその分高耐久で長持ちしますので、結果的にコストパフォーマンスが良くなる場合もあります。

・デザイン、色
外壁の色や質感など、デザイン性を重視したい方は、豊富なカラーバリエーションがある塗料を選びましょう。
色見本を取り寄せたり、カラーシミュレーションなどでイメージを固めていきましょう。

・機能性
防火性、断熱性、遮熱性など、特別な機能を求める場合は、それらの機能を持った塗料を選びましょう。

・施工業者の技術
塗料の性能を最大限に引き出すためには、施工業者の技術も大変重要です。
複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することもオススメです。


5:さいごに


外壁塗装の必要性や塗料の種類について解説してきましたが、いかがでしたか?

ご紹介した塗料以外にも

・ラジカル制御型塗料
シリコン塗料の進化版で、耐久性、防汚性、撥水性をさらに高めた塗料。

・ハイブリッド塗料
有機と無機の両方の特性を併せ持つ塗料で、耐久性と柔軟性を両立しています。

など様々な特徴を持つ塗料が製造されています。

外壁の状態やお住まいの地域、建物の構造によっても適した塗料は異なります。

塗料を選ぶ際は、予算や、ライフスタイル、求める機能性などを総合的に判断して決める必要があります。

もし、塗料選びで迷われている場合は是非、弊社へご相談くださいませ。

建物診断をさせていただき、ご一緒にご自宅に最適な塗料を選ぶお手伝いをさせていただきます!

決して安くはない大切なお家のメンテナンスです。

しっかり現状を把握したうえで、適切な選択をしてお家の寿命を延ばしましょう!

本日の記事が少しでもお客様のご参考になりましたら幸いです。

その他にも、ご自宅のことでお悩みやご相談などございましたら、

お気軽にお問い合わせくださいませ!

本日もご覧いただきありがとうございました。


株式会社シンライズ
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ガイソー小平店
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