年末の大掃除と一緒に!雨漏り点検しませんか?

12月といえば、大掃除の時期ですよね。
年末の大掃除は、平安時代から伝わる「すす払い」という神事に由来しているそうです。
一年間の厄を落とし、清らかになった家で新しい一年を迎える。
もちろん家の中を綺麗にすることも大切ですが、
年末の大掃除は、家の健康診断にも役立ちます。
ぜひ今年の大掃除と合わせて、雨漏り点検はいかがでしょうか?
雨漏りは、大切な資産である建物を傷め、住み心地を大きく損なう可能性のある問題です。
放置しておくと、建物の構造を腐らせたり、カビやダニの発生を招くなど、
健康に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
本日は、雨漏りの原因やサイン、
効果的な対策について解説していきますので
ぜひ大切な住まいを守るため、参考にしてください!
目次
1:雨漏りの原因は?
雨漏りの原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。
①屋根の劣化
- 屋根材の劣化:スレートや瓦などの屋根材が経年劣化し、ひび割れや変形を起こすことで、雨水が侵入しやすくなります。
- 棟板金や瓦のズレ:強風などにより、棟板金や瓦がズレて隙間ができてしまい、そこから雨水が侵入する場合があります。
- シーリングの劣化:屋根の継ぎ目などを埋めるシーリングが劣化し、ひび割れすることで、雨水が侵入する経路になります。
②外壁の劣化
- 外壁のひび割れ:外壁にひび割れが生じ、そこから雨水が侵入する場合があります。
- サッシ廻りのシーリングの劣化:窓やドアのサッシ廻りのシーリングが劣化し、雨水が侵入する経路となります。
- ベランダの防水層の劣化:ベランダの防水層が劣化し、雨水がコンクリート部に浸透する場合があります。
③その他
- 配管の劣化:給水管や排水管の接続部分からの漏水により、雨漏りと似た症状が出る場合があります。
- アンテナの取り付け部分:アンテナを取り付けた際に屋根や外壁に穴が開き、そこから雨水が侵入する可能性があります。
2:雨漏りのサインを見逃さない!
雨漏りは、初期の段階では小さなシミや湿気など、目立たないサインから始まることがあります。
このサインを見逃さず、いかに早期発見・早期対策が出来るかが重要です!

天井のシミ
雨漏りの最も一般的なサインです。シミの色や形状によって、雨漏りの原因が異なる場合があります。
壁の剥がれ
壁紙が剥がれたり、塗料が剥がれたりする場合があります。
床の湿気
床が湿っていたり、カビが生えていたりする場合があります。
異臭
カビ臭い臭いや、腐敗臭がする場合があります。
3:雨漏りを放置すると・・・
雨漏りを放置すると、以下のような様々な問題を引き起こす場合があります。
建物の構造の腐食
木材や鉄筋が腐食し、建物の強度が低下します。
カビやダニの発生
湿気がこもり、カビやダニが繁殖しやすくなります。
健康被害
カビやダニの胞子を吸い込むことで、アレルギーや呼吸器疾患を引き起こす可能性があります。
電気系統のショート
電気配線が濡れることで、ショートや感電の危険性があります。
雨漏りを見つけたら、早めに専門業者へご相談することをおすすめいたします。
4:雨漏りの対策
雨漏りの対策は、原因となる場所によって異なります。
屋根
屋根材の葺き替え、棟板金や瓦の修理、シーリングの打ち替えなど
外壁
外壁のひび割れの補修、シーリングの打ち替え、ベランダの防水工事など
窓
サッシの隙間を埋める、パッキンの交換など
その他
配管の修理、アンテナの取り付け部の防水処理など
また、雨漏りの予防策としては、定期的なメンテナンスが大切です。
屋根であれば、瓦や金属板の点検、雨樋の掃除。
外壁であれば、継ぎ目のシーリングの劣化を確認したり、ベランダの防水性のチェック。
窓周りのサッシや窓枠に隙間はないか確認をする。
DIYでできることと、専門業者に依頼すべきこととを見極めることが重要です。
雨樋の掃除や、窓周りのパッキン交換などはDIYでもできる場合があります。
しかし、屋根など高所での作業や、塗装、防水工事などは
専門的な知識と技術が必要です。
何か不安なことがあれば専門業者に点検を依頼しましょう。
5:まとめ
年末の大掃除と合わせて、建物診断をすることで、
お家の中も外も整えて、新しい一年を迎えましょう。
特に雨漏りは放置してしまうと、健康にも悪影響を与える可能性があります。
早めの点検と対策で、快適で安全な住まいを保ちましょう。
この記事を参考に、お住まいをチェックし、異常があればぜひお気軽にご相談ください。
株式会社シンライズでは、お客様の住まいを長く、快適に保てるよう
丁寧な調査と診断、適切なご提案をさせていただきます!
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