どうしてクラック(ひび割れ)はできるの?
- 投稿日:2024年 1月25日
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ご自宅の外壁にあらわれるクラック(ひび割れ)、気になる方も多いかと思います。
今回はクラックの発生する原因をご紹介します!
クラックの発生する原因
1:乾燥
モルタルやコンクリートは水を含ませて工事しますので、乾燥により水分がなくなり割れが発生することがあります。
壁の上に塗っている塗装も乾燥によりひび割れが発生することが多くあります。
2:経年劣化
サイディングの目地材(シーリング)が紫外線により劣化硬直、伸縮性を失い、クラックとなる場合があります。
また、サイディングを止めている釘の不具合から生じる場合もあります。
新築当初は外壁の釘が見えない、目立たないので気付かないと思いますが、築10年程になると釘頭が見えてきます。
そこからひび割れが発生していることに気づくパターンもございます。
3:振動
地震による大きな揺れはもちろん、建物近くでの工事や、車両の振動による場合もあります。
4:湿気、雨水の侵入
浴室内の湿気や水がサッシ釘や接合部から壁内に侵入してサイディング自体を劣化させてひび割れを発生させている場合もあります。
雨水の侵入も然り、サイディングを直張りしている、釘頭が見えているなど、
ご心配なことや気になる点はありませんか?
クラックは経年劣化でも起きますので、完全に防ぐことは難しいですが、定期的に点検を行い、お家の現状を把握していただくことをオススメいたします。
例えばサイディングの目地材(シーリング)の劣化が原因と分かれば、目地材を耐久性の高いオートンイクシードに変更するなど、対策が可能です。
大切なご住まいの定期点検は、ぜひシンライズにお任せを!
ご一緒に大切なご住まいを長く安全に暮らせるお家に保っていきましょう!
*ちなみに・・・
外壁のさらに下(基礎モルタル部)にもクラックが発生することがあります。
建物診断でお伺いした際にお客様から「大丈夫なの?」とご心配の声もいただくことも。
結論から申しますと
通常まず問題はございません!
基礎は化粧モルタルを後から厚み2~3ミリ程に塗り仕上げをしております。
なので乾燥しただけでもクラックを発生させることがあります。
ご心配な場合は外からではなく床下に入って内部からのひび割れを確認させていただきます。
そこでクラックゲージで0.3ミリ以上のクラックがある場合は何らかの対応をすることが望ましいです。
(それでも早急にというほどのことではございません)