【ガイソー小平店】 コーキング 目地打ち替え 必要性とは?
- 投稿日:2019年 6月24日
- テーマ:外壁
ブログをご覧の皆様、こんにちは(。・`ω・´)☆
ガイソー小平店の河本です。
晴れ間が続いていたと思ったら、また雨が降ってきましたね!
しかも今日は朝千葉のほうで地震まであってびっくりしました:(´◦ω◦`):
早く梅雨が明けてほしいですね...。
さて本日はコーキングのうち替え工事の様子をご紹介いたします!!
そもそもコーキングとは?
外壁サイディングの繋ぎ目の目地にコーキング剤を詰めて
水漏れを防ぐといったような感じが分かりやすいかなと思います(´▽`*)外壁サイディングの継ぎ目の隙間に目地材を充填することを、
コーキングやシーリングと言い方が違ってたりしますが、同じ意味です(`・ω・´)ゞ
そして補修のタイミングは、約10年目と言われています。
では、ここでコーキングの劣化の種類を簡単に紹介いたします!!
・ひび割れが起き、放置すると破断してしまう!
コーキングは、紫外線や雨を浴び続けることで劣化し、しだいに弾力性が失われてひび割れをおこします。
コーキングには、柔軟性をもたせる為に可塑剤(かそざい)というものが含まれていますが、
その可塑剤が紫外線によって気化し、柔軟性が失われてしまい、その結果ひび割れという現象が起きてしまいます。
ひび割れを放置すると、ひび割れがひどくなり破断してしまいます。
・肉やせを見つけて、放置すると破断してしまう!
肉やせとは、経年劣化によってコーキング含まれている可塑剤が表面に溶け出し、
コーキングの厚み自体が減少してしまうことです。
新築時に施工した際のコーキングの厚み不足やプライマー不足も原因としてあげられます。
放置すると、サイディングボードとコーキング自体が剥離してしまいます。
・コーキング材のすぐ後ろにバックアップ材が見える!
これは、シーリング材の厚み不足によるものか、
背の高いバックアップ材を設置していたため、耐久性のいいシーリング材を打っても劣化が進んでしまい起きてしまいます。
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コーキングが上記のように劣化したまま放置すると、
建物内部へ雨水が浸入してしまう恐れがあるため補修する必要があります:(´◦ω◦`):
そんなコーキングの主な工事の種類は2種類!!
①打ち替え工法
打ち替え工法とは、既存のコーキングを全て撤去し、
新しいコーキング材を充填していく補修法です。
既存のコーキングを撤去するのに手間はかかりますので、
業者に依頼する場合はその分費用がかかります。
ですが、やはり信頼できる業者にお願いすると安心ですね!
②増し打ち工法
増し打ち工法とは、既存のコーキングの上から
新たにコーキング材を充填していく補修法です。
打ち替え工法に比べて、既存のコーキングの撤去作業がない分施工時間は短く、
費用もおさえることができます。
しかし、増し打ち工法をおこなうには以下の条件が必要です。
・既存のコーキングが劣化していない
既存のコーキングが劣化していると、コーキングの目的である柔軟性もなくなっていますので、
その上からコーキングを充填してもあまり意味がありません。
コーキングが塗膜でしっかり保護されている等、劣化していない状態である必要があります。
・コーキングの厚みを10mm以上確保できる
現在、コーキングメーカーが推奨しているコーキングの厚みは10mmです。
10mm以上確保できないと、コーキングの耐久性を保つことができない可能性があります。
増し打ちは手間もかからず費用も少なくて済みますが、極力打ち替えをおすすめします!
では、やっと本題の目地打ち替えの様子です(*´∀`*)
①まずは既存のコーキングの様子です。
こちらはバックアップ材が見えてしまいそうですね!
コーキングの厚み不足が考えられます。
②まずカッターで、既存のコーキングを撤去していきます。
コーキングが劣化していると、切れ目を入れたら簡単につまみ出せます。
③養生テープを貼り、壁にコーキング剤が付着するのを防ぎます。
④そして、コーキング材を小さな隙間にしっかり密着させるために、
目地部に「プライマー」と呼ばれる下塗り材を塗ります。
プライマーは、接着剤の役割を果たしてくれます!
④コーキング材を充填していきます。
一般的なシーリング材は10年ほどしか持ちませんが、
当社では高耐久で約30年持つLSポリマーを採用しているシーリング材をお客様にオススメしています!
コーキングガンを使用して、目地部分にコーキング材を注入していきます。
目地内部に空洞ができないよう、多めにのせていきます。
⑤へらでならす
ある程度充填したら、ヘラやバッカーを使用して均一にならします。
ならすだけだと目地内部がスカスカな状態なので、1往復以上押さえこむようにならします。
⑥養生テープの除去して完成!
コーキング材が乾いてしまう前に、養生テープをはがします。
コーキング材の表面が乾いてくるとテープを除去する際にくっついてきてしまうので注意が必要です!
いかがでしたか?
皆さんももしお家を見る時間がありましたら、
まずは目地のコーキングからチェックしてみたらいいかもしれません( -`ω-)b
もし上記でご紹介したようなことが起きていて、どうしたらいい!?
とお困りでしたら、当店に来店予約や、お電話でお問合せなど
お気軽にどうぞ、お待ちしています♪
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(*_ _)m