【ガイソー小平店】屋根カバー工法とは?
屋根カバー工法をご存じですか?
こんにちは!ガイソー小平店のやないです!
暖かい日が少しづつ増えてきましたね、桜の木はどこかで見られたでしょうか?
ところで皆さんは「屋根カバー工法」という屋根の工事をご存じでしょうか?
屋根の葺き替え工事よりも解体や撤去などの費用が抑えられ、工事も短期間で済む、屋根カバー工法についてちょっとだけお話ししたいと思います。
1. どのような時に「屋根カバー工法」をしたらいいのか?
屋根カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せずに上から新しい屋根材をかぶらせる工法の事です!
もし既存の屋根材に割れなどのダメージがあっても下地に痛みが広がっていない場合に有効な
工事のことです。
では実際どのような時に、「屋根カバー工法」をしたほうがいいのかをお伝えします。
●既存の屋根に割れや反りがある
●費用を安く抑えたい
●工期を短くしたい
●断熱、遮断性を向上させたい
●自分たちの代でこの家を壊すつもりだ
このようなお考えがあるようであれば屋根カバー工法がおすすめです!
●屋根カバー工法の工事時期とは?
屋根カバー工法をする工事時期は、築10年目を迎えたら一度屋根カバー工法を考える時期と思っていただいていいかと思います!
屋根には大きく4種類程があり、種類によっても点検時期が異なるためご自宅がどの屋根に当たるかどうかを確認し、屋根カバー工法の検討をすることをお勧めします!
①スレート系(カラーベスト)→ 点検時期7~8年
代表的な屋根の一つで、石質の薄い板を使用しています。劣化してしまうと表面の割れや反り、屋根面の接合部の下地の腐食、板金を止めている釘の浮きが起こり始めてしまいます。10年経過するとコケや汚れ、色あせが目立つようになるので内部に腐食がないかどうか調べていく必要があります。
②金属系(トタン) → 点検時期10~20年
耐久性とコストの面で古くから馴染みのある外壁材です。耐熱、耐久性いすぐれているが、金属の為サビが発生し放置すると腐食が進行し欠損してしまう恐れがあるので早期の対応が大切です。(築30年以上経過してしまうと、屋根カバー工法をする際に野地板を新しく作ることになってしまいコストが多くかかってしまうこともあるので早めに確認しましょう)
<※屋根カバー工法はできないが、他の屋根の点検時期についてもご確認を!>
①セメント系 → 点検時期10~15年
セメント瓦とは、セメントと川砂を混ぜたモルタルというものを型に入れて形成し塗装したもの。紫外線、風雨・温度変化などで塗膜の劣化が進行すると素材のセメント劣化も早くなるので、もろくなる前に定期的なメンテナンスが必要です。
②粘土系(瓦) → 点検時期20~30年(屋根カバー工法できない)
寿命が長く、色落ちがほとんどない粘土瓦。汚れがひどい場合は洗うか、部分的に交換するのかを検討する必要があります。ずれや浮きがあれば瓦を固定している屋根面の接着部の漆喰が崩れている可能性もあります。コケや雑草を放置すると根から雨水を屋根に引き込む原因となります。
屋根カバー工法には、できない屋根と出来る屋根があり、屋根によっては違う工法(屋根葺き替え等)にて屋根の保護が必要な場合もあるので一度ガイソー小平店にて点検のご相談等をしてみてはいかがでしょうか?
●屋根カバー工法と葺き替えどちらがよいの?
そもそも屋根カバー工法と葺き替えはどのように違い、どのように差があるのでしょうか?
<屋根カバー工法と葺き替えの違い>
屋根カバー工法:屋根カバー工法は現在ある屋根をそのまま残した状態に、防水材、屋根材を載せる工法の事です。
葺き替え:葺き替えは、今までの屋根を解体し、新しい屋根にすることです。もともとある野地板や防水材、下地などは完全に一新されます。
<屋根カバー工法と葺き替えの費用の目安とは?>
広さなどによって変動はありますが、一般的に費用面では、
屋根カバー工法:80万~120万位
葺き替え:140万~180万位
と言われています。屋根カバー工法は撤去費用や解体費用が掛からない為葺き替えよりコスト面を抑えることが出来るということです。
ですが、築年数や屋根の状態によっては葺き替えが必要な場合もあるため早めの点検が重要になってきます!
●屋根カバー工法の耐用年数とは?
屋根カバー工法の耐用年数は約20~25年と言われています。そのため、「自分たちの代でこの家を壊すつもりだ」と考えている場合は屋根カバー工法をされた方がよいという事なのです。
葺き替えの場合は、屋根を一新するため耐用年数が約50~80年と長持ちするため、今後も現在の家に世代が変わっても住み続けたいとお考えの場合は葺き替えの方がお勧めできると言えると思います!
2. 屋根カバー工法のメリット・デメリットとは?
この色はティークと言います!種類はセネターです!
<屋根カバー工法のメリットとは?>
1.耐久性がある!
ガルバリウム鋼板というアルミと亜鉛で構成された鋼板が主に使用されている為、サビとても強いのです!
2. コストを削減することが出来る!
解体工事費や、廃材処理費が節約できる!
3. 断熱性が高い
2階で起こる熱ごもりを軽減できるため、夏は涼しく冬は暖かさを確保でき、エアコンなどの電気代が節約できたというお話もあります!
4. 遮音性が高い!
よく雨が降ると雨の打つ音がとてもきになることもあるかと思いますが、屋根の表面のストーンチップが雨音を吸収、拡散するので室内は静かに過ごせます!
5. 工事期間が短い!
解体作業がない為、その分工事期間を短縮することができます。工事中のストレスも短い期間の為軽減できます。
以上のようなメリットがあります!
<屋根カバー工法のデメリットは?>
1.カバー工法が出来ない屋根と出来ないがある
和瓦、洋瓦、コンクリート瓦などの瓦屋根だとカバー工法できません。
2.耐震性が下がる可能性がある
ですが、ガイソーでは5種類のカバー工法商品があり、軽量設計で地震に強いタイプの
屋根材もあるのでご安心ください!
ガイソーの屋根材の種類はこちら!
①イージーガード
②ファイバーグラスシングルオークリッジスーパー
③コロナ
④セネター・コロナ
⑤スーパーガルベスト
この5種類の中から、機能性やお家の形状や色合いなど
ガイソーの屋根外壁を知り尽くした専門の担当者をご相談の上で
決めていただけるとご納得のいく屋根材選びが出来ると思います!
<その他屋根材のご紹介!>
アイジー工業のアイジールーフ(スーパーガルテクト)
ガイソー小平店ではではアイジー工業のアイジールーフをいう屋根材も使用しております。アイジールーフの特徴としては、屋根材と断熱材を一つにした独自のサンドイッチ構造の屋根材です。先ほども耐久性のところでお伝えしたガルバリウム鋼板でも超高耐久ガルバという高い耐久性と断熱性、防火性、独自の排水機能に優れた屋根材を提供しています。
<アイジールーフには3種類>
①スーパーガルテクトフッ素:フッ素と3コートの塗膜構成で耐久性が高く色あせしにくい!
②スーパーガルテクト:特殊なちぢみ塗装で高級感あふれる質感を実感!
③スーパーガルテクトC:スーパーガルテクトと同じ仕様でコンパクトサイズ
詳しくはアイジー工業のアイジールーフHPをご覧ください!
https://www.igkogyo.co.jp/syohin/roof/index.html
3. 屋根カバー工法の工程とは?
工程③の防水シートのはりつけ:改質アスファルトルーフィングという防水シートを採用しています。
<屋根カバー工法の流れとしては、8工程あります!>
①足場設置
↓
②既存板金の撤去(カバー工法に不要な部分を取り除く)
↓
③防水シートの貼り付け(万が一屋根材から雨が回ってしまっても、防水シートを張っておけば
雨漏りすることはないので安心です。そして住まいのお家の形状によって適した材料をご提案します!)
↓
④役物加工・取付
軒先から順番に屋根材の本体を張っていきます。そのスタートになる軒先スターターや谷水切りなどの役物と呼ばれる板金を加工し取り付けます。
※軒先スターター:屋根ふき、それに関連する器具のこと
※谷水切り:
↓
⑤本体取付
軒先から順にビス止めをしていきます。「かん合方式」をいう方法で取り付けることにより、地震に強い屋根にできます。なので耐震へのデメリットはそこまで感じる必要はありません!
↓
⑥棟板金取り付け
仕上げの作業になる棟板金の取り付け作業ですが、下地となる木材をビス止めし、その上に板がねをかぶせて固定することです。屋根の美観にとてもかかわる大切な作業です!
↓
⑦シーリング処理
雨水が入ってこないようにシーリング材で防水処理をします。
↓
⑧完成
以上が屋根カバー工法の順序となります!当社では防水シートとして改質アスファルトルーフィングという新築時よりもグレードの高いものを使用していることも大きな特徴です!
4. まとめ
ガイソー小平店、屋根勉強会の様子
今回は屋根カバー工法についてお伝えしました!
カンタンにまとめさせていただくと、
●屋根カバー工法は、短期間、ローコスト、遮音断熱性に優れている!
●デメリットもあるが屋根材によってはデメリットをカバーできる!
●雨漏りなどの心配がない!
等があげられるかと思います!
屋根葺き替えよりも短期間で済み、現在の屋根を再利用することで屋根が整い、住環境も向上できる屋根カバー工法はとてもおすすめできます!
屋根の心配がある方は、ガイソー小平店にご連絡いただき、屋根外壁の専門知識の持つ担当者にご相談されてみてはいかがでしょうか?
屋根材の種類もご自宅に合わせて豊富にそろっているので安心してご相談ください!
外壁塗装などのご相談もお待ちしております!
ご拝読ありがとうございました★
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