雨の時の外壁塗装ってどうなるの?
- 投稿日:2024年 3月29日
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お日様が恋しいですね・・・
ここ数日不安定なお天気が続いています。
花粉の影響は少なく感じますが、雨続きですとお日様が恋しくなりますね。
例年なら今頃は桜が見頃の時期ですが、
今年の東京都の桜の開花予想は昨年よりも2週間ほど遅れているそうです。
この週末は天気も回復し、気温も上がるそうなので、一気に春を感じられそうですね。
外壁塗装に雨は大敵
さて、雨といえば、我々外装工事を生業としている者からしても非常にやっかいな存在です。
外装塗装に雨は大敵といわれています。
その主な理由として以下の3点が挙げられます。
1:雨による塗料の耐久性の低下
塗料に雨が混ざったり、雨によって塗料が流れてしまい、耐久性が低下する恐れがあります。
塗料は希釈率が決まっており、決められた希釈率を守り配合します。
そこに雨水が混ざってしまうと、希釈率を守っていても濃度が薄くなったり、不純物が混ざり、塗料の品質が低下してしまいます。
2:塗膜が下地に密着せずひび割れなどの原因に
雨の日や湿度の高い日に外壁が乾燥しないまま塗装すると、塗膜が下地に密着せずひび割れや剥離を引き起こす原因になります。
塗料は適切な乾燥時間が必要です。
雨が降っていたり、湿度が高いと塗料が十分に乾燥する前に水分が塗膜に混ざってしまう可能性があります。
そのため、塗膜の質が低下し、ひび割れなどのリスクが高まります。
3:仕上がりが悪くなり美観に悪影響
重複いたしますが、塗料が乾く前に雨が降ると、雨水が塗膜に浸透してしまいます。
塗膜に浸透した雨水がぽつぽつと跡を残し、仕上がりが悪くなってしまいます。
また美観に悪影響を及ぼすだけでなく、この跡が原因で剥がれなどの施工不良を起こす可能性もございます。
以上の点から雨の日の塗装はできません。
また湿度や気温も避けるべき気候条件としてございます。
具体的には「湿度85%以上、気温5℃以下」となっております。
乾燥に時間を要したり、缶の中の塗料が凍ってしまうなどの問題が起きるためです。
天気予報では晴れていても突然降ってくる場合もあるので、その場合の対応などご確認ください。
雨でも出来る作業工程
雨の日の塗装は出来ないとお伝えしましたが、塗料を使わない作業では可能な工程もございます。
・足場の組み立て、解体
・飛散防止シートの設置
・高圧洗浄
これらは台風や大雨などの場合を除き、雨の影響を受けずに作業することが可能ですので、
雨なのに作業している!
と慌てずに何の工程なのか確認いただければと思います。
雨が続くとやはり工期は伸びてしまいます。
天候は誰にも操ることのできないものですから、梅雨の時期をずらし計画したり、
雨の時の対策までしっかり打ち合わせをさせて頂き、安心して施工が出来るよう我々も努めてまいります。
本日は天気に合わせ、雨の時のお話をさせていただきました。
何かお困りのことや、心配事、雨漏りなどお気軽にお問合せくださいませ。
今日は強い風もふいておりますので、お天気が回復したらお家周りをチェックいただき異変がないか確認もしていただければと思います。
何かありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
お待ちしております。
株式会社シンライズ
ガイソー小平店
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